読み方: ひつじゅざい
英語: Necessity Goods
分類: 経済学
必需財とは
必需財とは、所得が増加すると需要も増加するものの、所得の増加率より小さい割合で需要が増える財のことです。
生活に必要な商品やサービスが多く含まれ、所得が増えても消費量の増加は比較的ゆるやかになる傾向があります。
必需財の例
必需財の代表的な例としては、次のようなものがあります。
- 食料品
- 日用品
- 衣類
- 光熱費
これらは生活に欠かせない商品であるため、所得が増えても消費量が急激に増えることは少ないとされています。
奢侈財との違い
必需財と対になる概念が奢侈財です。
所得の増加率以上に需要が増える財。
高級車やブランド品などが該当します。
必需財はこれに対して、所得が増えても需要の増加が比較的緩やかな財です。
正常財との関係
必需財は、正常財(上級財)の一種とされています。
正常財は所得が増えると需要も増える財ですが、その増え方によって次のように分類されます。
- 奢侈財(需要が大きく増える)
- 必需財(需要の増加が緩やか)
劣等財との違い
所得が増加すると需要が減少する財は、劣等財(下級財)と呼ばれます。
また、所得が増えても需要が変わらない財は中立財(中級財)と呼ばれます。
まとめ
必需財とは、所得が増加すると需要も増えるものの、その増加が比較的ゆるやかな財のことです。
生活に必要な商品やサービスが多く、経済学では消費行動を分析する際の重要な概念の一つとされています。

