レバレッジ【Leverage】
レバレッジ(Leverage)とは、
小額の自己資金(元手)を担保に資金を借り入れ、元手以上の大きな金額で取引を行う仕組みのことです。
日本語では「てこ(梃子)の原理」を意味します。
主に FX(外国為替証拠金取引)、株式の信用取引、暗号資産取引などで用いられ、
少ない資金で効率よく取引できる点が特徴です。
レバレッジ取引の特徴
レバレッジをかけることで、
自己資金の数倍から数十倍の取引が可能になります。
例
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元手:10万円
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レバレッジ:10倍
→ 100万円分の取引が可能
高い倍率で取引を行えば、
短期間で大きな利益(高いリターン)を得られる可能性があります。
レバレッジのリスク
一方で、レバレッジは利益だけでなく、
損失も倍率に応じて拡大するという重大なリスクを伴います。
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相場が予想と逆に動いた場合
→ 元手を超える損失が発生する可能性がある
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急激な相場変動時
→ 強制ロスカットが間に合わず追証が発生する場合もある
このため、
レバレッジ取引は 高リスク・高リターン の取引手法と位置づけられます。
日本におけるレバレッジ規制
日本では投資家保護の観点から、
金融商品ごとにレバレッジの上限が定められています。
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FX(個人取引):最大25倍
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株式信用取引:概ね約3倍
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暗号資産取引:取引所ごとに上限設定(概ね2倍前後)
これらの規制は、
過度な投機による損失拡大を防ぐ目的で設けられています。
レバレッジを利用する際の注意点
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高倍率での取引は避ける
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損失許容額を事前に決める
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ロスカット水準を必ず確認する
特に初心者の場合は、
低レバレッジ、もしくはレバレッジをかけない現物取引から始めることが推奨されます。
まとめ
レバレッジとは、
資金効率を高めるための有効な仕組みである一方、
使い方を誤ると元手以上の損失を被る可能性がある取引手法です。
十分な知識とリスク管理を前提に、
慎重に活用することが重要です。
第1稿投稿:2023年5月12日(記事コンテンツアップ)
最終更新:2026年1月7日(内容の整理・現行制度に基づく補足を追加)

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