ロスカットとは
ロスカット(Loss Cut)とは、
株式取引やFX取引において、損失の拡大を防ぐためにポジションを決済する仕組みのことです。
日本では「損切り」とも呼ばれます。
相場が一定水準まで不利に動いた場合に、自動的に決済注文が発動し、損失を限定します。
ロスカットの種類
ロスカットには主に2つの形があります。
① 投資家が設定するロスカット(ストップロス注文)
投資家自身があらかじめ設定する損切り注文です。
例:
- 100円で買った株を95円で自動売却する設定
- USD/JPYを150円で買い、149円で損切り設定
このような注文は「ストップロス注文」と呼ばれます。
OCO注文(利益確定と損切りを同時設定)などで活用されます。
② 強制ロスカット(自動決済)
証券会社やFX業者が、証拠金維持率の低下などを理由に強制的に決済する仕組みです。
特にレバレッジ取引では、
- 証拠金維持率が一定水準を下回る → 自動的にポジションが決済される
これは投資家の損失拡大を防ぐための安全装置です。
ロスカットが重要な理由
レバレッジ取引では、損失が急拡大する可能性があります。
ロスカットを設定していない場合、
- 元本を大きく超える損失
- 追証(追加証拠金)の発生
につながる恐れがあります。
ロスカットは、投資家を守る「命綱」ともいえる仕組みです。
ロスカットとレバレッジの関係
レバレッジが高いほど、
- 価格変動の影響が大きい
- ロスカット発動水準が近くなる
傾向があります。
そのため、ロット管理とレバレッジ管理が極めて重要です。
ロスカット利用時の注意点
- 感情で損切りを遅らせない
- 過度なレバレッジを避ける
- 証拠金維持率を常に確認する
- 経済指標発表時の急変動に注意する
特に初心者は、必ず事前に損切りラインを決めることが推奨されます。
関連用語



- OCO注文
まとめ
ロスカットとは、損失を限定するための決済仕組みです。
自ら設定するストップロス注文と、
証券会社による強制ロスカットがあります。
リスク管理を徹底することが、
長期的に資産を守るための基本です。




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