お金の大辞典

株式相場の格言で、所持金の全てを株式相場に投入してはならないという意味。資金に余裕を残しておけば、底値だと思って買った株式の株価がさらに下がったときなどに、ナンピン買いをして、損を緩和することができる。また、損を取り戻すために残りの資金...

株式、為替、モノの取引価格のことや、市場全体の値動きを指すことば。株式、為替、モノの値段は需要と供給の関係で決まる。株式では相場に影響を与える要因として内部要因と外部要因がある。内部要因は株の需給に直接影響を及ぼすもので、株の買い占め、...

2つの企業がお互い持ち合っている株式のこと。例えばA社とB社が相互保有株式を持ち合っていて、A社がB社の総株主の議決権を1/4以上保有している場合、B社が持っているA社の株主の議決権を行使できないという規則がある。A社の影響が強いB社の議決権を通し...

　保険会社には株式会社と相互会社の2つの形態があるが、株式会社とは異なり株主が存在せず、保険契約者が会社の告ｬ員となるという、保険業法2条により保険会社にのみ認められている組織形態である。保険契約者が出資者であり、契約者から支払われる保険料...

税金の収入全体に占める直接税と間接税の割合のこと。日本の国税の場合、直接税と間接税の比は約6:4である。

為替市場での取引方法のひとつ。取引日から2営業日後が決済日となる取引。対義語は先物為替で、将来取引する為替レートを現時点で決めておく取引。

　金融機関を介さない金銭の融通。企業が株や社債などを発行して市場から直接資金を調達すること。直接金融では資金の出し手と受け手の関係がシンプルだが、受け手が出し手を探す手間が必要だったり、出し手が受け手の与信をするリスクがある。一方、間接...

費用の発生が事業や製品は直接関連する費用のこと。反対に、直接関連しない費用のことを間接費という。例えば工場で製品を製造する場合に、原料費や人件費は直接費になり、工場自体の建物や製造ラインの備品などの減価償却費が間接費にあたる。製品の価格...

税を負担する人が、国や地方公共団体に直接払う税のこと。所得税、法人税、道府県民税、事業税など。納税者の所得に応じて税額が決まるという性質があるので、所得の多い人は金額として税をより多く払うことになる。

国や企業などが証券を発行する方法のひとつで、発行体が証券会社や銀行などの仲介業者を通さずに、発行手続きや募集までみずからすること。直接発行には直接募集と売出発行の2種類がある。直接募集では、決められた発行総額に対する応募者を全て発行体が見...