お金の大辞典

通貨保有動機のうち、将来の有価証券価格の期待変動に基づき、現在の通貨保有を調整しようとするもの。資産価値が減る危険性を回避するために資産の一形態として貨幣を保有することである。資産保有動機または、貨幣保有動機、資産需要ともいわれ、L2と赴L...

デイトレードから長くて半月程度の短期間で、有価証券や物品、権利の価格の変動から利益を得ることを目的にした投資の一形態。投機が始まった当初は、投機対象が穀物や貴金属であった。投資と投機の違いは諸説あるが、あくまでも抽象的な概念なので明確な...

生産物を1単位生産するのに必要な生産要素の投入量のことで、各産業が生産のために使用した原材料の投入割合のこと。産業連関浮ﾌ列(タテ)方向に浮ｳれている費用告ｬに着目したもの。求め方は、投入係数=各産業の原材料投入額÷各産業の生産額。投入係数を産...

損失が出ることを承知で値下げして売ること。小売店が店を閉店する場合に在庫商品を一掃するときや、集客するための宣伝のために投げ売りをすることがある。また、株式用語としては保有している株の買値より、相場が下がったが、相場が回復することが見込...

損失が出ることを承知で値下げして売ること。小売店が店を閉店する場合に在庫商品を一掃するときや、集客するための宣伝のために投げ売りをすることがある。また、株式用語としては保有している株の買値より、相場が下がったが、相場が回復することが見込...

特許や実用新案、技術上の知識を、国際的に取引すること。企業は知的財産やノウハウなどの成果を自分たちで利用する以外に、権利譲渡、実施許諾といった形で国際的に取引しており、その取引のことを「技術貿易」と呼ぶ。技術貿易により、海外の技術の実態...

技術の本質と経営の両方を理解し、研究開発の成果を経済的な価値にする経営のこと。技術の研究開発に成功したとしても、必ずしも事業に結びつくわけではなく、技術経営のマネジメント迫ﾍが問われることになる。日本の教育体制では、自然科学分野である技術...

企業同士がそれぞれの目的に応じて実施する業務提携の一形態で、技術に関する情報を共有して開発や生産を進める。技術提携などの業務提携は、資本の移動を伴わない提携となっている。技術提携では双方が技術を教示しあったり、一方が他方に技術を教示する...

破綻した金融機関の受け皿となる別の金融機関が見つからない場合に、一時的な受け皿となって事業を引き継ぎながら、最終的な受け皿となる金融機関を探すのを目的にした銀行のこと。破綻した金融機関の業務を暫定的に維持、継続し、取引先の連鎖的な破綻を...

　企業が、その全部または一部を他の会社へ受け継いでもらうことを「会社分割」というが、この時に、受け継いでもらった先の企業のことを「承継会社」という。受け継いでもらう元の企業のことは「分割会社」という。2000年に「商法等の一部を改正する法律...