お金の大辞典

建物などの有形固定資産を取り壊して除却する場合に用いられる勘定科目。取り壊した時点の資産の時価を固定資産除却損として処理する。特別損失に分類される。除却は取り壊しを意味し、利益があがることないため、固定資産除却益という勘定科目はあり得な...

土地、家屋、償却資産に対して課される地方税の一つ。年に一度、1月1日時点で各市町村の固定資産課税台帳または登記簿に土地、家屋、償却資産の所有者として記されている個人、法人に課される。償却資産とは事業に用いられる資産のことで、穀z物、機械、工...

企業会計上、損益計算書で使用される勘定科目の、特別利益の部の仕訳のひとつ。営業上不要になり、土地、建物、備品や機械設備などの固定資産を売却したときに発生する、差額の利益を固定資産売却益の勘定科目へ計上する。帳簿価額(現在価額)より売却した...

企業会計上、損益計算書で使用される勘定科目の、特別損失の部の仕訳のひとつ。営業上不要になり、土地、建物、備品や機械設備などの固定資産を売却したときに発生する、差額の損失を固定資産売却損の勘定科目へ計上する。帳簿価額(現在価額)より売却した...

　固定資産とは、会計上は流動資産以外の資産を示し、土地・建物などの有形固定資産と特許権・営業権などの無形固定資産とに区分される。　また、税法上の固定資産は地方税法(昭和25年法律第226号)により、土地、家屋及び償却資産を総称する、と定められて...

企業の操業度にかかわらず、営業を行っているかぎり発生する原価のこと。言い換えれば、売上高に関係なく発生する費用のこと。その多くは、人件費や経費で占められる。近年、原価における固定費の割合を低下させる狙いでアウトメ[シングが行われることも多...

貸借対照浮ﾉおける負債の部の1つで、負債から流動負債(短期間内に支払期限がくる負債)を除いた勘定科目。支払期限が、1年以上経過した後に到来する負債のこと。具体的には社債、転換社債、返済期限が1年以上の長期借入金、1年以上先に支払われる嵐閧ﾌ退職...

外国為替市場にて取引される為替の交換レートを固定もしくはごく小さい幅に限定するか維持する制度。国際通貨基金が翌ﾟ平価を定め、その1%以内の変動で保たれている。投機的な圧力が加わり、平価を維持できなくなれば、国際通貨基金が平価の切り上げや切り...

保有する「固定資産」が、どの程度「自己資本」によってまかなわれているのかを示す指標。貸借対照浮ﾌ資産の部における固定資産の合計と、自己資本との比率で、長期的な視野での財務の健全性を見ることができる。計算式は、「固定比率(%)=固定資産÷自己資...

株式市場において、特定の大株主が保有し、売買がほとんど行われない銘柄のこと。業績や株価の変動に関わらず、一度買ったら安定して保有される株式である。また、発行済株式数のうち特定株の占める割合を「特定株比率」という。この比率が高い銘柄は、実...