お金の大辞典

業務などを依頼されて引き受けたり、金銭や物品を預かったりすること。業務を受託する場合、請負契約と委任契約で仕事を引き受ける責任範囲が変わってくる。請負契約で受託した場合、仕事を完成させたことに対して報酬を支払うのに対し、委任契約で受託し...

投資家が投資信託を購入した時に発行される証券。株式でいえば株券にあたるもの。投資信託は複数の株式や債券などに投資しており、これらを1枚の証券にまとめたものが受益証券となっている。投資家が投資した元本、口数、分配金などの情報が記載されている...

モノやサービスの注文を受けること。反対にモノやサービスの注文を出すことを発注という。さまざまな形態の受注があり、ひとつの業務を複数の企業で受注する共同受注、競合他社のない特命受注、一回のみの受注であるスポット受注などがある。また、米国の...

モノやサービスを売り上げた際に、現金の代わりに受け取る手形のこと。現金を支払うという約束を証券という形にし、受け渡しをより確実にするために発行される。なお信用取引で手形を発行しない場合は売掛金として会計処理する。受取手形や売掛金は総称し...

会社の営業以外の活動から生じる営業外収益のひとつで、預貯金の利息、貸付金の利息、投資信託などの収益分配金といった収益のこと。なお、国債、地方債、社債の利息は有価証券利息であり、受取利息の一種だが、財務諸赴K則では両者は区別されている。

有価証券の売買が成立した時に、買い手が買付代金を売り手に渡し、売り手が売付け証券を買い手に渡すこと。上場株式の受け渡し手続きは、金融商品取引業者間の受け渡しと、金融商品取引業者と顧客との受け渡しに分けられる。金融商品取引業者間の受け渡し...

取締役会を置いている企業のこと。取締役会を置く場合3人以上の取締役がいなければならない。株式公開会社、監査役会設置会社、委員会設置会社では取締役会を設置することが義務付けられている。規模の大きい企業では経営を効率化するのに有効な方法である...

　株式会社で業務執行の基本方針について会社の意思決定を行う機関で、商法上の必要機関である。株主総会で選任される三人以上の取締役全員で告ｬされ、株主総会の権限に関する事項以外の会社運営上の重要事項の決定を行う。また、代侮謦??ﾌ業務執行を監督...

会社を代浮ｷる機関であり、おもに会社のトップとして業務執行をおこなうもの。2006年5月施行の会社法においては株式会社における取締役会の設置が任意となったため、会社によって取締役会を設置していない会社もあり、その場合は会社の対外的な代赴@関の告...

為替の決済方法のひとつで、売り手が買い手からお金を取り立てる方法のこと。逆為替ともいわれる。債権者(売り手)が、為替を発行し、取引銀行に先に買い取らせる仕組みである。外国為替の決済方法にはもうひとつ、商品の買い手が売り手にお金を送る送金為...