関税

tariff

関税とは、輸出輸入の際に課せられる税金のこと。主に輸入国が課す関税のことをさすことが多い。海外で一定額以上の物品を購入し国内に持ち込む場合、入国時に購入額を申告しなくてはならない。

例えば、1万円の商品を輸入するとき、関税率が50%だとすると、輸入国内では1万5千円で販売される。5千円が国家の収入となり、国内品よりも関税分高くなることが多くなる。よって、関税は国家の収入源であり、国内産業保護の役目や不公正貿易の是正の目的もある。

海外ネットショッピングなどで買い物をする際も、個人輸入と同じ扱いになるので、関税がかかる。基本的な計算方法は「CIF価格(商品代金+送料+手数料+保険料)×関税率=関税額」。

ただし、関税定率法の「個人用品特例」によって、実際の商品代金ではなく、その商品の卸値に準じた価格(その商品の代金の6割程度)をもとに計算され、課税価格が1万円以下のものや書籍などは関税や消費税が免除になる(革製品など免除にならない品目もあり)。

関税率は品目ごとに決められていて、課税価格が10万円以下の郵便物を含む少額貨物(革製品など適用外品目あり)に対しては「簡易税率」という関税率が適用される。例えば、陶磁器の関税率は2.3%、簡易関税率は3.0%で計算される。

郵便で届いた場合、1万円以下の商品であれば郵便局員へ支払い、1万円以上のものの場合は郵便局から届く「外国郵便物課税通知」と身分証明書を郵便局の窓口へ持参して税金を支払うと商品を受け渡ししてくれる。宅急便で届いた場合は、商品が先に届き、後日宅急便会社から関税の請求が郵便で届く。