派生的預金とは?銀行貸出で預金が生まれる仕組み
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派生的預金とは、銀行が企業や個人へ貸出を行うことで、新たに銀行口座へ生じる預金です。顧客が現金を銀行へ持ち込んでできる本源的預金と対比して使われる古典的な金融用語です。
目次
預金が生まれる流れ
銀行が企業へ1,000万円を融資し、その企業の預金口座へ1,000万円を記帳すると、銀行の資産には貸出金、負債には預金が同額計上されます。この時点で経済全体の銀行預金が増えます。
借り手が代金を別の銀行の口座へ振り込めば、銀行間決済を通じて預金が移動します。個々の銀行には資金調達や決済資金が必要ですが、銀行システム全体では貸出に伴って預金通貨が作られます。
信用創造との関係
銀行が貸出と預金受入れを行い、預金通貨を生み出す機能を信用創造といいます。ただし、銀行が無制限に貸せるわけではありません。借り手の信用力、自己資本規制、流動性、資金需要、金融政策などが制約になります。
返済されるとどうなるか
借り手が預金を使って元本を返済すると、銀行の貸出金と預金が同時に減り、その分の預金通貨は消滅します。利息部分は銀行の収益となるため、元本とは扱いが異なります。
注意点
- 貸出時に紙幣を印刷しているわけではありません。
- 中央銀行当座預金と、企業・家計が持つ銀行預金は別のものです。
- 単純な預金乗数だけでは、現代の信用創造を十分説明できない場合があります。
参考資料
派生的預金は、銀行が貸出を実行し口座へ記帳することで生じる預金です。
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この記事を書いた人
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