沖縄県名護市にある米軍基地のこと。1945年の太平洋戦争沖縄戦で戦死した米軍のアルバート・シュワブ一等兵の名にちなんでいる。1956年にこの場所に米軍基地が設置されることが決定され、1959年の基地建設工事終了とともに利用され始めた。キャンプシュワブの任務は、訓練施設の整備、運営をして第三海兵遠征軍を支援することとしている。
キャンプシュワブは普天間基地の移設先候補地となっている。2006年に自民党政権によって在日米軍再編ロードマップがつくられ、沖縄県名護市辺野古のキャンプ・シュワブ沿岸への移設することで合意に至った。2009年9月に民主党鳩山政権が生まれると、移設先を一旦白紙に戻し、新たな移設先を模索することになった。しかし、日本国外や沖縄県外で新たな移設先を見つけることができず、再び辺野古のキャンプシュワブ沿岸が候補地となり、沖縄県の反発を招いた。
普天間基地は飛行場であり、代替施設では滑走路を建設する必要がある。キャンプシュワブ沿岸に滑走路を建設する方法として、くい打ち桟橋(QIP)方式を採用することを国zにあげている。くい打ち桟橋方式は沖縄の海を埋め立てずに、くい打ちにとどめるため、自然環境に配慮した案となっている。
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