救急専用の医療機器を装備し、専門医師と看護師の医療スタッフを乗せて救急現場に飛ぶ専門ヘリコプターのこと。救命救急センターに常駐されており、消防機関などからの出動要請に基づき出動している。
ドクターヘリが運航することにより、治療開始時間が早まること、また、救急搬送時間の短縮による救命率の向上や後遺症の軽減、へき地における救急医療体制の強化、災害時の医療救護活動の充実度アップに貢献している。さらに、広範囲から搬送機関を選択できるというメリットもある。
出動要請があれば365日いつでも出動でき、当該病院の救急診療に精通した医師および看護師を乗せて直ちに原則として3〜5分以内に離陸するが、有視界飛行での運航のため没前30分までの運航が多い。ただし、夜間運航や早朝運航を実施しているところもある。
消防機関が119番通報受信時や出動現場で、医師による早期の治療が必要と判断した場合に基地病院のドクターヘリ運航センターに要請し、出動となる。臨時の離着陸場(学校のグランドや公園、球技場など)があらかじめ確保されており、そこまでは救急車などで搬送される。
ドクターヘリは、国や県から拠出された補助金で運営されているため、搬送費用は保険診療の範囲内で患者負担となる。搭載している医療機器は、人工呼吸器や心電図、電気的除細動器、吸引器、超音波診断装置などや薬品、注射など。
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