ヤシの木の形を模した人工島群のことで、アラブ首長国連邦のドバイが同国の沖合いに観光資源としてつくっている。海上にヤシの木のような形で人工島が作られており、衛星画像からもパームアイランドの形が見て取れる。
2009年現在パームアイランドは、完成したパームジュベイラ、建設中のパームジュベルアリ、パームデイラがあり、完成したパームジュベイラでは建設されたマンションや戸建て住宅に人が住んでいるほか、ホテル等も建設されている。政府系投資会社であるドバイワールドの傘下にあるナヒールという企業が建設を手掛けている。ナヒールではパームアイランドの他に、ザ・ワールドという人工島の建設も実施している。
ドバイは他の中東諸国に比べて石油採掘量が少ないため、早くから観光資源への投資が盛んになされてきた。しかし2009年11月にドバイワールドとナヒールなど傘下の企業が返済の延期を求める発浮?オたことから信用不安が広がり、円がユーロやドルに対して急激に値上がりをするというドバイショックが起きたことで、パームアイランドの今後の建設に影響が及んでいる。
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