落Z委員会　

　落Zについて審議する衆議院と参議院の両方に設けられている常任委員会のひとつのこと。国会の主たる常任委員会である。内閣提出の落Z案を審議することや、落Zの実施状況に関しての議論を行う。また、落Z案以外の重要法案の審議も行われる。
　落Z案審議の進行形式は、内閣提出の落Z案に関する趣旨説明、補足説明、基本的質疑、一般的な質疑、公聴会、分科会、締めくくり総括質疑、討論、採決となる。
　基本的質疑や、締めくくり総括質疑にはすべての閣僚が出席するため、落Z委員会開会中は他の委員会は開催されないことになっている。質疑応答は、与党のあと野党という順番で、各議員が首相や財務大臣に質問する。
　質疑時間は各党の議員数に応じて割り当てられている。落Z委員会なので、主に落Zについての質問になるが、国のあらゆる収入支出が関係するため審査事項に制限がなく、落Zと関係ない議題も多く質疑される。
　重要な疑惑があるときには、委員会理事会の決定により「集中審議」を行うことができる。また、質疑応答の様子はNHKでテレビ中継され、国民も視聴することができる。
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