連立内閣【連立政権】

複数の政党や会派が、政策合意の下で協力をして運営を行う政権のこと。
多くの場合は、国会内において単独で過半数を占める政党が存在しない場合に成立する。特に政党システムが多党制である場合に、成立しやすい。
また政権運営に協力する政党が、内閣へ閣僚は出さずに、連立与党へ参加する場合を「閣外協力」という。
日本ではこの連立政権が、1955年に自由民主党が成立するまでは多く見られた。しかしその後は、長期にわたり自由民主党による単独政権が続いた。この「55年体制」以降における初めての連立政権は、1983年の自由民主党と新自由クラブによるものである。さらに、1989年の参議院議員通常選挙において、自由民主党が過半数の議席を獲得することに失敗して以降は、連立政権が形成されることが、政党システムの基本的な形となりつつある。2008年11月現在では、自由民主党と公明党による「自公連立政権」により政権運営が行われている。

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