EaR(アーニング・アット・リスク)とは?VaRとの違いも解説

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EaR【Earnings at Risk】(アーニング・アット・リスク)|お金の大辞典

EaR(Earnings at Risk、アーニング・アット・リスク)とは、金利・為替・株価などが不利に動いたとき、一定期間の利益がどの程度悪化し得るかを、一定の信頼水準で見積もるリスク指標です。銀行のALMや企業の財務リスク管理で使われます。

目次

基本的な考え方

基準シナリオで予想される利益と、ストレスや統計モデルで推計した不利なシナリオの利益との差を測ります。たとえば今後1年の予想利益が100億円で、99%信頼水準の不利なシナリオでは70億円まで低下すると推計された場合、EaRを30億円と表す考え方があります。

VaRとの違い

VaR(Value at Risk)は、一定期間に保有資産・負債の価値がどれだけ損失を受け得るかを測ります。EaRは、利息収支や期間損益などの利益への影響に焦点を当てます。ただし対象期間、利益の定義、信頼水準は組織ごとに異なります。

主な利用場面

  • 金利変動が銀行の資金利益に与える影響の把握
  • 為替変動が輸出企業の営業利益に与える影響の把握
  • 予算・事業計画に対する下振れ幅の確認

注意点

  • EaRは予測モデルに依存し、将来損失を保証する上限ではありません。
  • 過去データだけでは、急激な制度変更や市場混乱を十分に表せない場合があります。
  • 「期間」「信頼水準」「利益の定義」が違う数値同士は単純比較できません。

参考資料

EaRは、価格変動による資産価値ではなく、将来の期間利益の下振れリスクを測る指標です。

※本記事に掲載している情報は、中立的な立場からの情報提供を目的としたものです。掲載している商品・サービスの購入や利用を推奨・強制するものではありません。投資には価格変動リスクが伴い、元本割れが生じる可能性があります。過去の運用実績やシュミレーション結果は、将来の運用成果を保証するものではありません。また、情報の正確性・最新性には十分配慮しておりますが、 内容の完全性や将来の結果を保証するものではありません。最終的な投資判断は、読者ご自身の判断と責任において行っていただくようお願いいたします。本記事の情報を利用したことによって生じたいかなる損害についても、当サイトでは一切の責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。

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この記事を書いた人

マネジ局長は、「お金の大辞典」全体を統括する監修者です。

編集者であるマネ辞くんが収集・整理した金融・投資・税制データについて、制度の前提条件やリスク、誤解が生じやすい点がないかをチェックし、「この情報をどう受け取るべきか」という判断軸を補足します。

特定の商品やサービスをすすめる役割ではなく、読者が冷静に考えるためのブレーキ役として設計されています。

お金の判断は急がず、理解してから選ぶ。
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