| 読み方 | こくさいかいけいきじゅんしんぎかい |
|---|---|
| 英語 | International Accounting Standards Board |
| 略称 | IASB(アイアズビー) |
| 分類 | 会計・国際基準 |
国際会計基準審議会とは
国際会計基準審議会(IASB: International Accounting Standards Board)とは、
国際的に統一された会計基準(IFRS:国際財務報告基準)を策定・改訂する民間の独立した国際機関です。
IASBはロンドンに本部を置き、世界各国の会計基準の調和化を推進しています。IASBが策定するIFRS(International Financial Reporting Standards)は、140以上の国・地域で採用または参照されており、グローバルな財務報告の共通言語となっています。
IASBの設立と組織
IASBは2001年に設立されました。前身は1973年に設立された国際会計基準委員会(IASC: International Accounting Standards Committee)で、IASCが策定した国際会計基準(IAS)をIASBが引き継ぎ、IFRSへと発展させました。
IASBはIFRS財団(IFRS Foundation)の傘下に置かれ、独立性を保ちながら活動しています。理事会メンバーは世界各国から選出され、様々な会計・財務の専門家で構成されています。
IFRSとの関係
IASBが策定するIFRS(国際財務報告基準)は、企業の財務諸表を世界共通のルールで作成するための基準です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 適用企業 | EU上場企業(義務)、日本の東証上場企業(任意適用)など |
| 主な財務諸表 | 財政状態計算書(貸借対照表に相当)・損益計算書等 |
| 特徴 | 原則主義(Principle-based)。個別規定より原則・目的を重視 |
| 日本基準との違い | のれんの非償却・包括利益の重視・公正価値評価の拡大など |
日本のIFRS対応状況
日本では2010年から東証上場企業のIFRS任意適用が認められています。トヨタ自動車・ソニー・武田薬品工業などグローバルに事業展開する大企業を中心にIFRS採用が増加しており、2024年時点でIFRS任意適用企業数は300社以上に達しています。
日本の会計基準(J-GAAP)との差異を縮小する「コンバージェンス」作業も進められており、企業会計審議会・ASBJが対応を進めています。
関連用語

まとめ
国際会計基準審議会(IASB)は、世界共通の会計基準であるIFRSを策定する独立した国際機関です。140以上の国・地域で採用されるIFRSは、グローバル企業の財務情報の比較可能性を高める役割を担っています。日本でも東証上場企業のIFRS任意適用が認められており、グローバル展開企業を中心に採用が拡大しています。


