お金の大辞典

会議などで、提出された議案について、告ｬ員の賛否を採ることで可決か否決かを決定すること。採決は可決と同義ではなく、否決という採決もありうる。

　保険料を分割払いで定期的に払い込んでも、一定期間内に契約に該当する災害や傷害などに遭わなければ、払い戻しを受けられないタイプの保険プラン。日本では満期が来れば満期保険金が戻ってくる貯蓄型の保険プランが一般的だが、掛け捨て型のほうが保険...

独占禁止法を違反した企業が受ける行政処分のこと。公正取引委員会が命じる。独占禁止法では談合、カルテル、私的独占などが禁止されており、違反したものに対して排除措置命令が出され、再発防止を取締役会で決議させる。また、従業員にコンプライアンス...

公正取引委員会が、景品侮ｦ法(不当景品類及び不当侮ｦ防止法)で禁止されている不当侮ｦや不当景品などの違反行為を行った事業者に対して、そのような行為を差し止め、今後繰り返さないように命じる行政処分のこと。主に商品の品質や値段について、実際よりも...

　地球温暖化の原因となる二酸化炭素などの温室効果ガスを排出できる権利を売買すること。温室効果ガスについては、国や企業などにあらかじめ排出してもよい量が決められており、削除目標を国内で達成できない国や企業が、達成することが出来た国や企業か...

　国連海洋法条約に基づいて設定される経済的な主権が及ぶ水域のこと。海洋は国際的に、領海、接続海域、排他的経済水域、公海の4つの分類に分けられ、そのうちのひとつ。沿岸国の領土から200カイリ(370km)までと規定されており、排他的経済水域内では沿岸...

年末の12月20日過ぎから大納会に向けて、株価が跳ね上がること。掉尾の一振という現象が起きる原因として、税金対策のために含み損を抱えた株を決済するための売り圧力が一段落した後、売り圧力が弱まること、機関投資家によるドレッシング買い、ご祝儀相...

株式公開会社での経営者の権利のひとつで、発行可矧博ｮ総数の範囲内であれば、資金調達の必要に応じて株式発行できる制度となっている。会社に資金調達の必要が生じるたびに、株主総会を開き新株発行を決定していれば迅速さが失われ、経営効率が悪くなるこ...

印鑑を押すこと。本人の自筆である署名とともに印鑑を押す時に使われる言葉。本人の自筆でない記名とともに印鑑を押すことは押印という。捺印も押印も同じ印鑑を押すという意味だが、署名とともに押すか、記名とともに押すかで、捺印と押印という言葉が使...

契約書の欄外などに契約印と同じ印を捺印することで、事前に押す訂正印の役割をする。契約書を提出後、記入に誤りなどがみつかった場合に再度印鑑を持参して訂正する手間を省き、訂正箇所を捨て印の傍に記載するだけで訂正できる利便性がある。一方、捨て...