お金の大辞典

株式への投資を行う場合に生じるリスクのひとつで、外国株式や外貨預金などの海外投資を行う際に、投資対象が属している国家の事情により資金の回収が不可狽ﾆなる、あるいはその影響による価格変動で損失が生じること。国家の事情とは政治、経済、風土など...

特定の国または地域に投資することを目的とする投資信託。投資する国や地域の代蕪Iな銘柄に投資して運用されているので、その国に投資する効果が得られるとされ、カントリーファンドの株主は運用益を配当として受け取るほかに、ファンド株式の値上がり益が...

製品の原産地だとイメージされる国や地域のこと。一般的に消費者は、国や地域の持つイメージを製品と結びつけて考える。例えばドイツなら機箔I、イギリスなら伝統的、フランスならおしゃれでトレンドを生む、イタリアならスタイリッシュなどという具合であ...

先物取引において、同一商品だが限月が異なる2つの取引の価格差(スプレッド)を呼値として行われる取引のこと。取引が成立すると、片方の取引の売付けと、もう一つの取引の買付けが同時に成立する。「カレンダースプレッド取引」ともいう。満期日が遠い限月...

二者間で、異なる通貨のキャッシュフロー(元本及び金利)を、あらかじめ合意した為替レートで交換する取引のこと。将来、契約の当事者である二者間で、将来の一定期間にわたってキャッシュフローを交換する取引のことを「スワップ取引」という。通貨スワッ...

投資信託のうち、株や債券で運用するチームのほかに、為替を運用するチームを設けた投資信託のこと。オーバーレイとは「重ねる」という意味で、為替運用チームを重ねて配置することからオーバーレイファンドと呼ばれる。株式や債券の運用チームがそれぞれ...

　ある程度寡占化が進んだ市場において同一業種に属するすべての企業が自主的に競争を避けて利益を確保するため、価格・生産量・販路などについて取り決めを行い、協定を結ぶこと。しかしカルテルは市場での自由競争の社会的な利益を侵害するために、各国...

金融機関が顧客取引の反対売買をして、残高を調整する取引のこと。金融機関が顧客取引で通貨を顧客に売った場合、その通貨の残高が不足する。すると、インターバンク市場で不足した通貨を買うことが必要となる。反対に、通貨を顧客から買った場合には、そ...

「範囲」という意味合いを持つ言葉で、一般的にはカバーする範囲のことを指す。様々な場面で使用される言葉である。例えば、マーケティングにおいては、全人口における媒体の聴取者を示す割合を意味する。つまり、「ガバレッジ(%)=聴取者÷全人口」となる。...

同一企業のブランドや製品同士が、市場で同じ顧客層を取り合って売上や利益を奪い合うこと。カニバライゼーションとは共食いを意味する。製品を市場へ新たに投入する際には他社の競合製品のみならず、自社製品との兼ね合いも考慮したうえで明確なポジショ...