2007年10月に実施される郵政民営化に伴って設立される保険会社。民営化にともない現在業界最大手の日本生命を上回る、純資産1兆円規模の生命保険が誕生することになる。初年度の2008年度の最終損益は770億円に上るものという見通しが示されている。また、新たにかんぽ生保の直営店が81店設置される嵐閨B
今後の見通しとしては民営化4年後の2011年に株式を上場し、その後国が保有する株式を売却して株式上場の5年後に経営についての国の関与を無くする見込み。また、民営化にともなってかんぽ保険は現在の加入限度額の引き上げや、変額年金、医療・がん保険などの第三分野商品などの新しい商品やサービスの提供を開始することを計画している。保険業界では2006年に入ってから不祥事が相次ぎ対応に忙しいせいか、民業圧迫の批判は銀行業界に比べると少なくなっている。一連の不祥事を受けて消費者からは「政府が後ろ盾についているかんぽ生命のほうが安心」という声も上がっている。
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