日本の証券市場のひとつ。株式会社ジャスダック証券取引所によって運営されている。おもに日本の新興企業を対象にしており、2009年現在907社が上場している。
サービス業、流通業、ハイテク産業、商品先物取引業、環境衛生管理業、学習塾、通信カラオケ業、ライフケア業など、ユニークな業種の銘柄が幅広く上場していることが特長のひとつとしてあげられる。また、ジャスダックの銘柄の株主は企業による固定的な持合いが少なく、約半数が個人投資家によって占められていることから、個人投資家の関心が高いといえる。
ジャスダックではリクイディティプロバイダー制度と呼ばれる競争売買方式を採用している。リクイディティプロバイダー制度は2000年に廃止となったマーケットメイク方式の売り気配、買い気配を提示するメリットを受け継いでおり、流動性が確保できる方式となっている。
ジャスダックは証券会社が他の証券会社との間で店頭取引を行うことを証券業協会が承認する、店頭登録制度が1963年に創設されたことに源流を持ち、1983年に中堅ベンチャー向けの市場として整備されることで誕生した。2004年には証券取引所となり、日本最大の新興企業、ベンチャー企業むけ市場に成長した。2008年には大阪証券取引所の子会社となっている。
2010年10月に大阪証券取引所のヘラクレスと統合され、上場企業社数1
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