ブレトンウッズ体制

1944年アメリカのブレトンウッズで行われた連合国代負?cにより決定した国際通貨体制。金と唯一兌換できる通貨が米ドルで、他国の通貨は米ドルと固定相場で変換するという制度。当時のアメリカ経済の圧倒的な強さに支えられた制度で、金ドル本位制ともいう。為替レートを安定させて自由貿易を発展させることが目的。金1オンス=35ドルと定めた。為替レートは各国がドルに対する平価を設定し、それぞれ上下各1%、先進国は0.75%以内の変動に維持する。日本の平価は1ドル=360円となった。しかしその後アメリカの国際収支赤字が続き、次第に金兌換の信頼性も低下していった。1971年のニクャ塔Vョックでついにブレトンウッズ体制は崩壊し、為替の変動相場制へと移行していった。
また、ブレトンウッズでの会議では国際通貨基金(IMF)と国際復興開発銀行(IBRD)の創設も約束された。

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