ヤミ専従

企業や役所の労働組合の役員が、勤務時間中に正規の手続きを取らずに、企業や会社から給与をもらいながら、実際には職場を離れて組合の仕事に専従すること。
特に地方公務員に多くみられ、地方公務員法により勤務時間中は職務に専念する義務が課せられている公務員が、税金を使い組合の仕事をしているとして問題となっている。
具体的には2005年に、大阪市で勤務実態がない複数の職員の組合での活動が楓ハ化。長年の自治体と組合との馴れ合いを背景とした、職員厚遇やカラ残業などの実態が浮き彫りとなった。この馴れ合いの背景には、ヤミ専従により組合側は給料の出費を抑え、雇用側は組合を懐柔できるという実態がある。
その後も、2008年11月にはヤミ専従の発覚した社会保険庁の職員が背任容疑で告発されるなど、次々にヤミ専従の実態が明るみに出てきている。

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