ロールオーバー【乗り換え】

先物取引において、期限が満了となる月(限月:3・6・9・12月)の中で最も期限日が近い限月を当限と呼ぶが、当限の買い建てや売り立ては最終決済日に消滅してしまう。
そのため、次の限月以降も買い建てや売り建てができるように、期限を乗り換える行為をロールオーバーと呼ぶ。
各限月の最終日にはSQ(Special Quotation:特別清算指数)が算出されるため、その前に先物を一旦買い戻し、その後の先物を新しく売る。特別清算指数は、先物やオプション取引における最終的な決算を行うための価格を意味する。
ロールオーバーの進み具合によって決済が済んでいない商品の売り建て玉や買い建て玉が増減するため、SQ前と当日の動きが注目される。
なお、売り建て玉を繰り越すことをショートロール、買い建て玉を繰り越すことをショートロールと呼ぶ。

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