初診後に診療を継続している外来患者への2回目以降の診察に対する費用のことで、医療機関が請求する診療報酬のこと。入院患者の診察に対して、再診料の再診算定はない。再診料は、病院や診療所でも異なり、また、患者の年齢による加算、休日での診療による加算、深夜の診療による加算、時間外診療による加算など初診料よりも更に複雑なシステムとなっている。
以前は、「入院は病院」「外来は診療所」で機狽?ェ担するとの考え方から、中小病院の600円に対し、診療所は710円と高めに設定されていた。しかし、2010年4月より、診療報酬改定を検討している厚生労働相の諮問機関である中央社会保険医療協議会(中医協)で、「同じサービスは同じ価格であるべきだ」として、病院、診療所とも690円に統一されている。
病院への診療報酬を引き上げることで、救急や高度な医療を担う病院の財政基盤を手厚くし、病院勤務医の待遇が改善されることが期待されている。
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