人が財を消費することで感じる満足や喜びの水準を浮キ指標。ミクロ経済学で用いられる言葉。ある落Z制約の下で、人は効用を最大化するよう行動するというのが、近代経済学の前提となる。なお、このように行動する合理的な人間のモデルをホモ・エコノミクスという。現在の経済学では、効用は量的に測定できるものではなく、「ある選択肢が、他の選択肢よりも好ましいか否か」という個人の選好関係によってとらえられると考えられている。したがって、非常に主観的な尺度といえる。また、一般に「追加的な消費から得られる効用は徐々に小さくなる」という傾向が知られており、これを限界効用逓減の法則と呼ぶ。
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