政府の審議会や公的機関の委員などの任命において、衆参両院の同意が必要とされる人事のこと。政府から提出された人選が、衆参のいずれかで否決された場合、その人事は見送られる。ここでは衆議院の優越がないので、衆議院が可決しても参議院が否決すると、人事は不同意となる。
不同意となった場合には、後任者が任命されるまで欠員となるか、あるいは前任者がいる場合にはその前任者が後任者の任命まで引き続き職務にあたることとなる。
この国会同意人事により役員などが決まる行政機関は35あり、その役員数は230人強となる。
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