国民投票法

憲法改正案に対して賛成か反対かを決める国民投票を行う際の手続きを定めた法律のこと。施行日は2010年5月18日の嵐閧ﾅある。
憲法改正の要件は日本国憲法において「各議院の総議員の3分の2以上の賛成で、国会がこれを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票または国会の定める選挙の際行われる投票において、その過半数の賛成を必要とする」とされている。
そのため国民投票は憲法改正の時のみに行われる。改憲案の成立要件は上記の通り、有効投票総数の過半数の賛成票である。しかし、ここでは最低投票率の規定はないため、総投票数が極めて少ない場合でも、憲法改正の可否が決定する可柏ｫもある。また国民投票の投票権を持つのは18歳以上の日本国民である。
そのほか、テレビやラジオでの広告は投票の14日前から制限され、公務員と教育者の地位を利用した運動は禁止されている。