安値

株式の市場用語で、実際に売買取引が成立した中で最も安い値段のこと。株価の動向を見るための重要な要素の1つである。午前中、1日、1週間、1ヶ月など期間は売買取引によるが、基本的には1日のうちで最も安い値段のこと。1日のうちの安値でない場合は、今週の安値などというように使われることが多い。四本値といわれる、株式の1日の取引の中で使われる始値、高値、安値、終値の中のひとつでもある。反意語は高値。また、市場用語ではなく、同じものでどこのお店よりも価格が安いということ最安値という。1月4日から12月末までの取引時間中についた最も安い値段のことは、年初来安値ともいう。現在の株価を見る上で、年初来安値と比較することは重要な指標となる。株を買うときには、なるべく安値で買い、株を売るときには、なるべく高値で売りたいというのが基本。