株主が出資をしている企業に対して持てる権利の1つで、株主総会に出席して間接的に企業経営に参加できる権利のこと。単元株(=取引が可狽ネ最低単位)に達していれば、1株につき1票の議決権があるが、単元未満株(端株)の株主については、株主総会での議決権は認められていない。利益処分案や役員の選任など、企業経営に関する重要事項を承認することなどを通じて、間接的に企業経営に参加することができる。株主総会へ出席するには、株主である企業から郵送されてきた「招集通知」を持参することなどで、株主総会の会場に行くことができる。また、その場で発言をすることも可狽ナ、経営の現状や経営方針について直接質問することもできる。また、株式の過半数を持っている場合は、会社の経営支配権を握ることができる。経営参加権である「共益権」の一つに、株主が株主総会で議案を提案する株主提案権利などもある。株主提案権を行使するためには、株主は6ヶ月前から、総株主の議決権(株主総会に出席していろいろな議案を決議する権利)の100分の1以上、または300個以上の議決権を、継続して持っていなければならず、この条件を満たした株主は、株主総会が開催される日の8週間以上前に株主提案を取締役に提出しなければならないなどの規制がある。
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