総合課税方式【総合課税】

課税方式のひとつで、複数の所得を合計した額から所得税を徴収するという方式。日本では第2次世界大戦後のシャウプ勧告を受けた税制改革により導入された。
総合課税のメリットとして、課税ベースが拡大することで税率を低下させられること、所得間の恣意的な差別がなくなること、累進する税率を採用することで垂直的に公平な課税が実現することなどが挙げられる。
ただし一部の所得については、他の所得と合計せずに課税する分離課税方式を採用している。2009年現在利子所得、山林所得、退職所得、不動産以外の譲渡所得が分離課税方式の対象となっており、利子所得は一律20%の源泉分離課税で、他は錐枢ェ離課税となっている。
総合課税、分離課税共に確定錐垂ェ必要となるが、源泉徴収をされている所得に関しては確定錐垂ェ必要ない。

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