株価収益倍率のことで、株価と企業の収益力を比較することによって株式の投資価値を判断する指標となる。計算式は、株価÷連結1株当たり利益。
実際に投資判断をする際には、倍率数字だけを見るのではなく、業種や利益の内容で倍率が異なるため、相対的基準として判断する。また、この計算式で使用される連結1株当たり利益とは、過去のものではなく、将来の卵z利益を使用する点に注意が必要である。
一般的には、成長性が期待できそうな業種のPERは高くなるといえる。逆にPERが20倍以下など低いものは割安株であるとも言われるが、倒産の危険をはらんだ企業など問題があることもあるため注意が必要である。
グローバルスタンダードの考え方により、単独PER重視から子会社などのグループ企業も含めた連結PER重視に移行している。
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