都道府県基準地標準価格【基準地価】

都道府県が不動産鑑定士の評価を参考に調査した7月1日時点の土地の正常価格のこと。正式名称は「都道府県基準地標準価格」。1975年から年1回調査され、公浮ヘ9月下旬に行われる。地価の価格動向をみるために国土交通省が調査している公示地価と同様に必要な公的指標であり、土地取引の際に重要である。住宅地、商業地、工業地など用途地域ごと全国で合わせて2万5346地点を対象に、建造物があったとしても更地と仮定し、1平方メートルあたりの価格を調査、集計する。
バブル崩壊以降、10年以上全国的に下落傾向にあったが、近年東京、大阪、名古屋の都市圏ではオフィスや住宅需要で上昇傾向が見られる。地価の上昇は、その土地に不動産を持っている人の資産価値の維持につながる。

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