養老保険

 死亡保険と生存保険の両方を兼ね備えた保険のこと。被保険者が保険期間中に亡くなった場合には死亡保険金が支払われ、満期時に生存している場合には満期保険金が支払われるものであり、二つの保険金は同額である。メリットとしては死亡保障がありながらも満期保険金がある、配当金や解約返戻金が高額であるなどがあげられ、デメリットとしては満期保険金を期待した場合高い保険料となってしまうなどがあげられる。設計書などに記載されている配当金額は試算値にすぎず実際の金額を保障したものではないことに注意を要する。養老保険のうち保険料を一気に全額払うものを「一時払い養老保険」といい、一括で支払うことにより費用が抑えられるので貯蓄目的に利用されることが多い。貯蓄商品に近く、1980年代の低金利の時期には、生命保険会社の主力商品となった。なお、保険期間が5年以下の一時払い養老保険の満期保険金は、他の金融商品と同様20%の源泉分離課税とされている。
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