高速自動車国道と自動車専用道路のことで、道路整備特別措置法などの法令でその基準が規定されている。
125ccをこえる自動二輪車を含む自動車だけの通行に限られており、歩行者や軽車両、125cc以下の自動二輪や原動機付自転車、小型特殊車両、事故車をけん引するなどして50km/hr以上の速度を出せない自動車などは通行することができない。また、一般道路などから高速道路へ出入りするためにはインターチェンジを通過しなければならない。
一般道路よりも高速で走れるように設計されているが、標識や標示によって最高速度や最低速度が指示されている区間ではそれに従わなければならず、標識や標示のない区間でも、三輪自動車・大型貨物車・大型特殊自動車・他の車を牽引している場合、最高速度は80km/h、それ以外は100km/hとなっている。
禁止事項として、高速道路内はサービスエリア・パーキングエリア内を除いて駐車禁止であり、また、料金所を除いて停車禁止、さらに、転回、車両横断も禁止である。
ほとんどが有料道路になるが、一部無料で通行できる高速道路もある。
高速道路としてはじめて作られたのはドイツのアウトバーンで、戦後からはアメリカのフリーウェイを中心に世界的に発展している。
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