2023年5月– date –
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賃金支払いの五原則【賃金支払いの原則】
労働基準法で定められた、労働者への賃金支払いの原則のこと。労働基準法241条1項では、賃金は通貨で、直接労働者に、その全額を支払わなければならないとなっており、第2項では、賃金は、毎月1回以上、一定の期日を定めて支払わなければならないと規定さ... -
賃金カーブ
縦軸に賃金の絶対額を、横軸に年齢をとったグラフで浮ウれるカーブのこと。日本においては、概ね年齢が増えるにつれて賃金も上昇していき、ほぼ右肩上がりのカーブが描かれる。この賃金カーブは、年齢が上がるにつれて子供の教育費などの生活費が上昇するこ... -
賃金インフレ
賃金が上がり消費者の所得が増えると、一般には需要が供給を上回るために物価が上昇する。その物価の上昇により、また賃上げが行われるという循環が生まれる。このようにして起こるインフレーション、つまりは物価水準の持続的な上昇を意味する。 -
賃金【pay】
雇用契約した際に取り決められる、使用者が労働者に支払う対価のこと。労働者にとっては生活の糧であるが、使用者にとってはコストであるため、春闘などでは組合側(労働者側)が引き上げを要求し、経営側(使用者側)が抑制の姿勢を見せて対抗することが多い... -
賃借権
賃貸借契約に基づいて、賃借人が目的物を使用収益できる権利のこと。賃借権には賃料や地代が必ずかかり、賃料などを設定しない無償の場合は「使用貸借」ということになる。目的物が住居の場合、住居の所有者によってその建物に抵当権が設定され、債務不... -
貿易経済協力局
経済産業省の本省のひとつで、日本の技術などをもって貿易投資や経済協力を行い、世界、主にアジアの成長に貢献することを目的としている。事業内容としては貿易の振興、通商に関する税制の調整、外国投資家への事業活動を主に行い、また、兵器の不拡散... -
貿易実務検定
日本貿易実務協会が実施する、貿易に関する実務迫ヘや知識のレベルを客観的に判断する検定。貿易関連の業務に携わる人に限らず、誰でも受験することができる。A級、準A級、B級、C級の4段階あり、C級が最も易しく、B級、準A級、A級になるに従って、次第に難... -
貿易再保険特別会計
国の特別事業に充てる国家落Zである特別会計のひとつで、貿易再保険のための特別会計のこと。企業が海外に輸出する際、戦争など通常の保険では賄えないリスクを国が引き受ける再保険となっている。2010年10月の事業仕分けで廃止された。貿易保険の事業を実... -
貿易保険
貿易を安心して行えるよう、日本企業の製品の輸出、海外投資、融資などの取引に伴う、戦争やテロ、取引先の倒産、外貨送金規制といったリスクをカバーするための保険のこと。通常の保険では救済できない危険から、政府が保護するための保険である。貿易保... -
貿易
国と国が商品などの売買をすること。商品などを相手国へ送り出すことを「輸出」といい、相手国から商品などを受け入れることを「輸入」という。また、輸出額と輸入額を合計した金額を貿易額という。日本は、輸出、輸入ともアメリカが最多取引国である。1...