2023年5月– date –
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相互会社
保険会社には株式会社と相互会社の2つの形態があるが、株式会社とは異なり株主が存在せず、保険契約者が会社の告ャ員となるという、保険業法2条により保険会社にのみ認められている組織形態である。保険契約者が出資者であり、契約者から支払われる保険料... -
直間比率
税金の収入全体に占める直接税と間接税の割合のこと。日本の国税の場合、直接税と間接税の比は約6:4である。 -
直物為替【スポット】
為替市場での取引方法のひとつ。取引日から2営業日後が決済日となる取引。対義語は先物為替で、将来取引する為替レートを現時点で決めておく取引。 -
直接金融 【direct finance】
金融機関を介さない金銭の融通。企業が株や社債などを発行して市場から直接資金を調達すること。直接金融では資金の出し手と受け手の関係がシンプルだが、受け手が出し手を探す手間が必要だったり、出し手が受け手の与信をするリスクがある。一方、間接... -
直接費
費用の発生が事業や製品は直接関連する費用のこと。反対に、直接関連しない費用のことを間接費という。例えば工場で製品を製造する場合に、原料費や人件費は直接費になり、工場自体の建物や製造ラインの備品などの減価償却費が間接費にあたる。製品の価格... -
直接税
税を負担する人が、国や地方公共団体に直接払う税のこと。所得税、法人税、道府県民税、事業税など。納税者の所得に応じて税額が決まるという性質があるので、所得の多い人は金額として税をより多く払うことになる。 -
直接発行
国や企業などが証券を発行する方法のひとつで、発行体が証券会社や銀行などの仲介業者を通さずに、発行手続きや募集までみずからすること。直接発行には直接募集と売出発行の2種類がある。直接募集では、決められた発行総額に対する応募者を全て発行体が見... -
直接取引原油【DD原油】
産油国が消費国の石油会社へ直接販売する原油のこと。メジャーに代浮ウれる外国の石油会社や商社などを経由せずに調達される。日本におけるその価格は、アジアの指標となっている中東産「ドバイ原油」と、「オマーン原油」の月間平均価格などを基に決められてい... -
目論見書
投資家に直接交付されることが義務付けられている発行開示資料のこと。発行会社が株式、社債、投信などの有価証券の募集や売出しを行う際に、投資家が判断基準をもって投資できるようにするためのものとなっている。目論見書には発行者に関する情報、発行... -
目的税
一定の政策に充てられることが、あらかじめ明確に定められている税金のこと。反対に使い道が特定されずに徴収する税金のことを普通税という。はっきりとした目的ななければ目的税の徴収はなされない。目的税の例として、国税では電源開発促進税、地方道路...