日本政府が提案するインドの産業インフラ開発プロジェクトのこと。デリーとムンバイの間にあるウッタルプラデシュ州、ハリヤナ州、ラジャスタン州、グジャラート州、マディヤプラデシュ州、マハラシュトラ州の6州の工業団地や港湾を貨物専用鉄道や道路で結び、ひとつの大きな産業地帯とする国zとなっている。日本がインドに対して直接投資し、インドの輸出を促進することが目的。
2006年12月に両国の担当大臣で会談し、日本側から提案し、インド側からの賛同が得られた。日本の太平洋ベルト地帯がモデルとなっている。インドでは製造業の生産性を高め、輸出競争力を強化し、経済発展につなげたい狙いがあり、そのためには外国から投資を呼び込むためのインフラ整備が必要となる。近年のインドの製造業は国内産業の2割程度にとどまっているが、さらに飛躍させ、インドの高度経済成長につなげる狙いがある。
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