ひづめの割れた家畜などの動物に感染する伝染病のひとつで、牛、豚、水牛、山羊、羊、鹿、猪、カモシカなどに感染する。
ウィルス性の伝染病で、牛が感染すると発熱、ふるえ、脚の痛み、水疱、よだれなどの症状がみられ、羊や豚では主に脚が不自由になるなどの症状がみられる。感染した動物は処分されることになる。
病原体の口蹄疫ウィルスが体内に入ってから、発症するまで平均すると3〜6日かかるとされ、発症するまえでも他の個体に伝染する可柏ォがある。
人間、馬、鳥、犬、猫は感染する可柏ォが低いが、ウィルス付着して、感染を広げる可柏ォがあるため、行動制限がなされる。口蹄疫の発生による、畜産業を中心とした経済的な打撃は大きい。
これまで2001年に英国で発生したほかに、2010年には宮崎県でも発生している。
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