物の識別に1ミリ以下の無線ICチップを搭載したタグ(荷札)のこと。内蔵されたメモリーには個々の物品の識別番号や情報を保存することができ、搭載されているアンテナを通して無線通信装置である「リーダー/ライター」で情報を読み取ることや、情報をさらに書き込むことができる。
ほとんどICタグは、電池を内臓せずにリーダー/ライターが発する電波を受信して発電する「パッシブ型」だが、電池を内臓し、自ら電波を発信してより複雑な機狽?揩ツ「アクティブ型」も存在する。
次世代バーコードとも言われるが、現在のICタグの使用例として、形がカード型ではあるが電子マネー「エディ」や「スイカ」で使われていたり、企業がセキュリティー強化のために従業員の入退室管理などにも利用している。 … 続きを読む
今後、流通や店舗、医療機関や医薬品などでさらにICタグの活用をすすめるために、実験や検証などの活動をしている団体が日本には2つある。1つは米ウォールマートやフランスのカルフール、ペプシ、NTTや凸版印刷など世界約100社が参加する「米オートIDセンター」。もう1つは国内企業200社以上が参加する「ユビキタスIDセンター」。掛け持ちしている企業もある。
将来像としては、スーパーでICタグつきの野菜をリーダー機狽ツきのカートにいれると、産地や農薬使用の有無、収穫日などが手元に侮ヲされ、安心して購入できたり、物流コストが低減されたり、医療面では患者のカルテと薬を照合して間違いを防ぐなど利用価値は幅広く期待されている。
Copyright 2006-document.write((new Date()).getFullYear()); GOGA Inc. All rights reserved.
目次
コメント