「ヒト、モノ、カネ、情報」などの移動が国境を越えて地球規模で盛んになり、政治的・経済的・文化的な境界線、障壁がボーダレス化することで社会の同質化と多様化が同時に進行するような「世界規模化」のこと。地球規模での情報ネットワークや市場が形成され、情報や資本などが自由に移動し、その影響を世界各地が同時に受けるようになることを意味するが、漠然とした概念で使われることが多い。
1970年代から使われるようになった言葉である。対して、世界規模に拡大した情報ネットワークや市場、経済・貿易システムは「国家主権」が危ぶまれ、第三世界にも悪影響を及ぼすと「反グローバリゼーション」を唱えるNGOや各種団体も存在する。「反グローバリゼーション」は別の言い方として、「下からのグローバリゼーション」や「Global Justice Movement」などと言われることもある。
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