非常事態宣言

戦争、内乱、俣ｮ、自然災害などが勃発し、国家が非常事態であることを国民に宣言すること。非常事態宣言のもとでは国家の通常機狽ｪ一時停止し、通常の法律を覆す強制力のある特別法が施行され、国民の生活に影響が及ぶ。日本では旧警察法で内閣総理大臣が非常事態宣言を宣言することが規定されていたが、第2次世界大戦後は非常事態宣言を規定した法律はない。
家畜の伝染病が広がるなどして、国民に注意を喚起することを目的に非常事態宣言を出す例があるが、これは法的な拘束力があるわけではない。上記の例として2010年5月に、宮崎県で牛に口蹄疫が広がったために、東国原知事が非常事態宣言を宣言し、外出をひかるなどの注意を喚起した。