JKMとは?アジアLNG価格指標の意味と価格変動要因
当ページのリンクには広告が含まれています。
JKMとは、北東アジア向けのスポットLNG(液化天然ガス)の代表的な価格指標です。一般にPlatts JKMと呼ばれ、日本・韓国・中国・台湾向けカーゴの市場評価を示し、100万BTU当たり米ドルで表示されます。
目次
何に使われるか
LNGの現物売買の価格参照、長期契約の価格条項、先物・デリバティブ取引、電力会社やガス会社の調達コスト分析などに使われます。原油連動価格が中心だったアジアのLNG取引で、市場の需給を反映する指標として重要性が高まりました。
価格を動かす要因
- 日本・韓国・中国などの気温と電力・ガス需要
- LNG液化設備や受入基地の停止
- タンカー運賃、航路、在庫水準
- 欧州の天然ガス価格(TTFなど)との競合
- 原油・石炭価格、為替、地政学リスク
価格の読み方
JKMが「12ドル/MMBtu」と表示されていても、日本の需要家が実際に払う最終価格と同じではありません。契約条件、輸送費、為替、熱量調整、税・国内供給費用などが加わります。また、評価対象となる受渡期間を確認する必要があります。
注意点
- JKMはアジアのすべてのLNG契約価格を示す平均値ではありません。
- スポット指標なので、原油連動の長期契約価格とは異なる動きをします。
- 先物価格と現物の価格評価を混同しないようにします。
参考資料
JKMは、北東アジア向けスポットLNGの需給を読むための代表的な価格指標です。
Post Views: 272
※本記事に掲載している情報は、中立的な立場からの情報提供を目的としたものです。掲載している商品・サービスの購入や利用を推奨・強制するものではありません。投資には価格変動リスクが伴い、元本割れが生じる可能性があります。過去の運用実績やシュミレーション結果は、将来の運用成果を保証するものではありません。また、情報の正確性・最新性には十分配慮しておりますが、 内容の完全性や将来の結果を保証するものではありません。最終的な投資判断は、読者ご自身の判断と責任において行っていただくようお願いいたします。本記事の情報を利用したことによって生じたいかなる損害についても、当サイトでは一切の責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
この記事を書いた人
マネジ局長は、「お金の大辞典」全体を統括する監修者です。
編集者であるマネ辞くんが収集・整理した金融・投資・税制データについて、制度の前提条件やリスク、誤解が生じやすい点がないかをチェックし、「この情報をどう受け取るべきか」という判断軸を補足します。
特定の商品やサービスをすすめる役割ではなく、読者が冷静に考えるためのブレーキ役として設計されています。
お金の判断は急がず、理解してから選ぶ。
それがマネ辞局長の基本スタンスです。