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労働条件の不利益変更
労働者の賃金などの労働条件を切り下げること。労働条件の不利益変更を実施する場合には、労働者の同意が必要となっており、会社が合理的な理由なく一方的にすることはできない。合理的な理由があったとしても、その理由が裁判で合理的と認められるケース... -
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労働時間【所定労働時間】
労働者が使用者に労務を提供し、使用者の指揮命令に服している時間のこと。労働基準法で定められた労働時間を法定労働時間、就業規則で定められた労働時間を所定労働時間という。法定労働時間は1週につき40時間、1日8時間となっており、この時間を超えては... -
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労働政策審議会
厚生労働省内の諮問機関のひとつ。労働関係の法律を改正する時などに審議を行う。労働者の条件、安全衛生、勤労者の生活、雇用対策、障害者雇用といった内容を分科会、委員会などに分かれて審議する。使用者代普A労働者代普A公益代浮フ委員がおり、各界を代... -
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労働局【都道府県労働局】
厚生労働省の地方支部のひとつ。都道府県ごとに設置されている。2000年に都道府県労働基準局、都道府県女性少年室、都道府県職業安定主務課が統合して発足した。労働者が安心して働くための様々な業務を行っている。労働者の雇用確保、雇用保険の運営、労... -
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労働審判制度
労働者個人と会社との間の、解雇や賃金の未払いといった争いごとを迅速に解決するための制度。2006年4月から開始された。同制度で審議を行い、審判を下すのは「労働審判委員会」である。これは、地方裁判所の裁判官から指定される「労働審判官」1名と、労... -
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労働安全コンサルタント
労働者の安全の水準の向上を図るため、事業場の安全について判断・指導を行う専門家のことで、民間資格である。受験資格としては、大学または旧制専門学校で理科系課程を卒業し安全の実務経験10年以上、短大・高専で理科系課程を卒業し安全の実務経験10年... -
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労働基本権
基本的人権のうちの労働者の権利のことで、労働者の生存の確保のために認められるものである。勤労権および労働三権(団結権・団体交渉権・団体行動権)を基本としている。「勤労権」は労働する意思のある者が働く権利、「団結権」は勤労者が自らの利益を主... -
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労働協約
企業の労働組合と雇用側との間に結ばれた労働条件のこと。企業内の労働組合などが雇用側と話し合い、労働条件をより良くするために労働協約を結ぶ。労働協約に反した就業規則や労働契約は無効となり、無効となった部分は労働協約で定められた内容が適用さ... -
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労働力調査
就業・不就業の実態を明らかにし、雇用政策など各種行政施策の基礎資料を得ることを目的として行う雇用統計調査のこと。1947年から行われており、総務省統計局が全国から無作為に抽出した約4万世帯の世帯員のうち、15歳以上の者約10万人を対象として調査し... -
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労働分配率
企業が生産活動によって生み出した新たな付加価値に占める人件費の割合。売上高から原材料費などを差し引いた利益のうち、どの程度が労働者に分配されたのかを示し、人件費の適正水準を把握、あるいは維持するために用いられる。傾向としては不況時には高...