生物多様性条約第10回締約国会議【COP10】

生物多様性条約を締結している国の代浮ェ集まって実施される10回目の会議のこと。日本の愛知県名古屋市にある名古屋国際会議場で開かれた。単にCOP10という場合には、国際条約を結んでいる締約国による10回目の会議のことを意味しており、生物多様性条約以外の条約の締約国会議(COP)の、ラムサール条約、気候変動枠組条約などがある。
生物多様性条約とはラムサール条約やワシントン条約などの取り組みだけではカバーできない生物の多様性を保全するための包括的な枠組みのことで、1992年に採択、1993年より発行しており、2009年末時点で193の国と地域が条約を締結している。日本は1993年5月に締結している。
第10回の締約国会議では、2002年のCOP6で採択された「生物多様性の損失速度を2010年までに顕著に減少させる」という目標達成状況の検証と新たな目標策定についてを決めることおよび、遺伝資源へのアクセスと利益配分に関する国際的な枠組みを策定することが議題となった。

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