お米の等級のうち、最も優秀な等級のお米のこと。穀物検定協会や食糧事務所の農産物検査官が肉眼鑑定や計測によって、等級を判断している。1等米の他には、2等米、3等米、規格外がある。県産侮ヲや銘柄侮ヲをするためには、規格検査を受けなければならないが、受けなければコストを抑えて低価格で流通させることができる。
粒が整っている率が70%以上、水分が15%、被害米が7%以下、色のついた米が0.1%以下であることが1等米の条件で、2等米、3等米にはさらに緩い条件が付されており、どの条件もクリアできなかった場合は、規格外となる。
規格検査で1等米に認定されれば、高値で取引されることになるが、2等米や3等米に認定された場合安値で取引されることになる。ただし、1等米と2等米の違いは見た目の問題であり、味に大きな違いはないとされている。
夏に高温が続くと、米が白濁する乳白と呼ばれる部分が増え、白濁するため、1等級に認定されない可柏ォが高まる。2010年には夏に高温が続いたため、1等級の比率が全国平均で64.4%にまで下がった。
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