2023年5月– date –
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核燃料サイクル
鉱山から掘り出されたウラン鉱石を核燃料へ加工し、原子炉で利用した後、その一部を再利用、残りを廃棄物として安全に処理、処分するまでの一連の流れのこと。日本では青森県六ケ所村に核燃料サイクル基地がある。一般的には、核燃料物質の探査と採掘から... -
株式買取請求権
一般株主に与えられる権利のひとつで、株主総会の議決に反対した株主が保有する株式を、発行した企業に買い取ってもらう権利のこと。このとき反対した株主のことを反対株主という。企業の合併、分割、事業譲渡、株式交換、株式移転、株式譲渡制限などを取... -
株式譲渡 【stock transfer】
株式譲渡は、売り手企業が既存の発行済株式を譲渡することによって、会社の経営権を買い手に譲り渡すこと。合併と異なり、会社の株主が代わるだけなので、売り手の会社は存続する。株式譲渡は、手続きが比較的簡単なことから、中小企業においてもよく用... -
株式累積投資制度【類似会社比準価格算定式】
買いたい銘柄を決め、同一銘柄を定期的に共同で買い付けること。株式投資方法のひとつ。1993年から実施された制度で、多数の投資家から集められた資金で買い付けを行うため、月々1万円以上1 -
株式累積投資 【cumulative stock investment】
選んだ銘柄の株を毎月一定額ずつ、少額で買い付けていく投資手法。株価が高いときには買付量が少なくなり、安いときには買付量が多くなるため、平均購入単価を確定して、じっくりと資産形成していくのが特長。購入できる銘柄は証券会社によって異なるが... -
株式移転
会社法の用語で、新規企業が別の企業を株式を100%取得して、完全子会社とすること。子会社化される企業は所有する全ての株式を親会社に移転し、引き換えに親会社の株式が割り当てられる。持株会社を立ち上げる時などに使われる手法で、1999年の商法改正に... -
株式無償割当て
会社が新たに発行する株式あるいは会社が所有している自己株式を、新たな払込みをさせないで、株主に割り当てること。ただし、会社が所有している自己株式に割当てをすることはできない。株式無償割当ては、2005年に制定された会社法で新たに設けられた制... -
株式時価総額【時価総額】
上場企業の株価に発行済みの株式数をかけた金額のこと。例えば株価が1 -
株式持合い
株式組織の金融機関や事業会社が相互に相手方の株式を持ち合うこと。経営支配権の安定化や取引関係の強化、敵対的買収の防止を目的として行われる。株式の相互持合いが続くと、個人株主が減少してしまい、株式の法人保有が増え、企業のグループ化による... -
株式持ち合い解消
株式の持ち合いとは、事業会社と、メインバンクや取引先企業が、企業が互いに株式の一部を相互に保有し合うことをいい、戦後から1980年代ごろには日本特有の資本取引慣行であった。しかし1990年代に入り、外部よりその閉鎖性や不透明性が指摘されると同時...