割引債とは
割引債(わりびきさい)とは、
額面金額よりも低い価格で発行され、満期時に額面金額で償還される債券のことです。
購入価格と額面金額の差額が、実質的な利息となります。
割引債の仕組み
割引債には、通常の債券のような定期的な利息(クーポン)がありません。
代わりに、
発行価格と額面価格の差額
が利益となります。
例
- 額面金額:100万円
- 発行価格:97万円
- 満期:3年
→ 満期時に100万円が返還される
→ 差額3万円が実質的な利息
ゼロクーポン債とは
割引債は、クーポン(利払い)がないことから
ゼロクーポン債とも呼ばれます。
通常の「利付債」との違いは以下の通りです。
| 項目 | 割引債 | 利付債 |
|---|---|---|
| 利払い | なし | 定期的にあり |
| 収益 | 差額で得る | 利息+価格差 |
| 呼称 | ゼロクーポン債 | クーポン債 |
主な種類
割引債として発行されるものには、
- 割引国債
- 割引金融債
- 政府短期証券
などがあります。
利回りの考え方
割引債の利回りは、
購入価格と額面の差額をもとに年率換算して計算されます。
価格が低いほど、利回りは高くなります。
注意点
- 満期前に売却すると価格変動リスクがある
- 信用リスクは発行体に依存する
- 税制は商品ごとに異なる
まとめ
割引債とは、
額面より安く購入し、満期時に額面で償還される債券です。
クーポンはありませんが、
差額が利息に相当するため、ゼロクーポン債とも呼ばれます。
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