年金はいくらもらえる?2026年度の満額と年収別早見表

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年金はいくらもらえる?2026年度の満額と年収別早見表

最終更新: 2026年10月06日

「自分は老後に年金をいくらもらえるのか」は、働き方や収入、加入年数で大きく変わるため不安になりやすいテーマです。この記事では、2026年度(令和8年度)の老齢基礎年金の満額と、厚生年金の報酬比例部分の計算式を日本年金機構・厚生労働省の公表値で確認し、年収別の早見表と計算例3パターンで目安を示します。最後に、ねんきん定期便とねんきんネットで自分の見込額を確かめる方法も紹介します。

この記事の結論

  • 国民年金だけなら満額で月70,608円(2026年度)
  • 会社員は基礎年金に報酬比例部分(厚生年金)が上乗せ
  • 年収500万円×40年の会社員なら月約16万円が目安
目次

この記事の目次

  1. 年金はいくらもらえる?2026年度の結論と平均額
  2. 年金がいくらもらえるかの計算式と公的パラメータ
  3. 年収別・加入年数別 年金がいくらもらえるかの早見表
  4. 年金はいくらもらえる?年収300万・500万・700万円の計算例
  5. 年金額の注意点と、ねんきん定期便・ねんきんネットでの確認方法
  6. 年金がいくらもらえるかのまとめ
  7. よくある質問
  8. 出典・参考資料

年金はいくらもらえる?2026年度の結論と平均額

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年金はいくらもらえる?2026年度の結論と平均額の図解

2026年度(令和8年度)の年金額は、前年度から国民年金(基礎年金)が1.9%、厚生年金(報酬比例部分)が2.0%引き上げられました。20歳から60歳まで40年間保険料を納めた人の老齢基礎年金(満額)は月70,608円(昭和31年4月2日以後生まれ)です。会社員・公務員だった期間がある人は、これに厚生年金が上乗せされます。

実際の受給額の平均も見ておきましょう。厚生労働省の「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、2024年度末の厚生年金保険(第1号)の老齢年金受給者の平均年金月額は、老齢基礎年金を含めて151,142円です。国民年金の老齢年金受給者の平均年金月額は5万9千円でした。受給権者で見た男女別の平均は男性169,967円、女性111,413円で、差が大きい点も特徴です。

項目 月額 出典の注記
老齢基礎年金(満額・1人分) 70,608円 昭和31年4月1日以前生まれは70,408円
厚生年金の標準的な年金額(夫婦2人分の基礎年金を含む) 237,279円 平均標準報酬45.5万円で40年就業
厚生年金(第1号)老齢年金受給者の平均 151,142円 2024年度末・基礎年金を含む
国民年金 老齢年金受給者の平均 約5万9千円 2024年度末
2026年度(令和8年度)の年金額の例と平均額

出典: 令和8年4月分からの年金額等について、令和8年度の年金額改定についてお知らせします(PDF)、令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況(PDF)

年金がいくらもらえるかの計算式と公的パラメータ

老齢基礎年金は「847,300円×納付月数÷480月」で計算します(2026年度、昭和31年4月2日以後生まれ)。免除期間は免除の種類に応じて一部が反映されます。厚生年金の中心となる報酬比例部分は、2003年(平成15年)4月以降の加入期間について「平均標準報酬額×5.481/1000×加入月数」、それより前の期間は「平均標準報酬月額×7.125/1000×加入月数」です。

平均標準報酬額は、標準報酬月額と標準賞与額の総額を加入月数で割った額で、過去の報酬は再評価率で現在の水準に補正されます。本記事では、年収(賞与込み)÷12を平均標準報酬額とみなし、加入期間はすべて2003年4月以降と仮定して試算します。老齢厚生年金はこの報酬比例部分に経過的加算と加給年金額を足した額です。

項目 数値・式 対象
老齢基礎年金の満額(年額) 847,300円 昭和31年4月2日以後生まれ
基礎年金の計算 満額×納付月数÷480 20〜60歳の40年間
報酬比例の乗率(2003年4月以降) 5.481/1000 平均標準報酬額×月数
報酬比例の乗率(2003年3月以前) 7.125/1000 平均標準報酬月額×月数
2026年度の改定率 基礎+1.9%/報酬比例+2.0% 前年度比
2026年度の年金額計算に使う主なパラメータ

出典: 令和8年度の年金額改定についてお知らせします(PDF)、老齢基礎年金の受給要件・支給開始時期・年金額、年金用語集 報酬比例部分、老齢厚生年金の受給要件・支給開始時期・年金額

年収別・加入年数別 年金がいくらもらえるかの早見表

報酬比例部分の月額を、平均年収と厚生年金の加入年数ごとにまとめました。式は「年収÷12×5.481/1000×加入月数÷12」です。これに基礎年金(40年納付なら月70,608円)を足した額が、65歳から受け取る年金の目安になります。たとえば会社員20年・自営業20年で年収500万円なら、報酬比例45,675円+基礎年金70,608円で月約11.6万円です。

平均年収 加入20年 加入30年 加入40年
300万円 27,405円 41,108円 54,810円
400万円 36,540円 54,810円 73,080円
500万円 45,675円 68,512円 91,350円
600万円 54,810円 82,215円 109,620円
700万円 63,945円 95,918円 127,890円
報酬比例部分の月額早見表(2003年4月以降の加入と仮定)

出典: 老齢基礎年金の受給要件・支給開始時期・年金額、年金用語集 報酬比例部分

年金はいくらもらえる?年収300万・500万・700万円の計算例

20歳から60歳までの40年間(480月)厚生年金に加入し、基礎年金も満額となる会社員を想定した計算です。年収300万円なら平均標準報酬額は25万円、500万円なら約41.7万円、700万円なら約58.3万円とみなしています。年収が2倍強になっても、基礎年金部分は同じ月70,608円のため、合計額の差は報酬比例部分の差だけになります。

検算として、厚生労働省が示す標準的な年金額237,279円(平均標準報酬45.5万円で40年就業、夫婦2人分の基礎年金を含む)と比べます。本記事の式で45.5万円を当てはめると報酬比例部分は月99,754円、基礎年金2人分141,216円と合わせて月240,970円です。公表値とのずれは再評価率や端数処理などを簡略化したためで、試算はあくまで目安として使ってください。

項目 年収300万円 年収500万円 年収700万円
平均標準報酬額 25万円 約41.7万円 約58.3万円
報酬比例(年額) 25万×5.481/1000×480=657,720円 1,096,200円 1,534,680円
報酬比例(月額) 54,810円 91,350円 127,890円
老齢基礎年金(月額) 70,608円 70,608円 70,608円
合計(月額) 125,418円 161,958円 198,498円
加入40年の会社員の年金月額(試算)

出典: 令和8年4月分からの年金額等について、令和8年度の年金額改定についてお知らせします(PDF)、老齢基礎年金の受給要件・支給開始時期・年金額、年金用語集 報酬比例部分

年金額の注意点と、ねんきん定期便・ねんきんネットでの確認方法

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年金額の注意点と、ねんきん定期便・ねんきんネットでの確認方法の図解

上の試算は額面で、実際の振込額は所得税・住民税や介護保険料などが差し引かれます。また、受給開始を遅らせる繰下げ受給では65歳到達月から1か月ごとに0.7%(75歳で最大84%)増え、早める繰上げ受給では1か月ごとに0.4%(昭和37年4月2日以降生まれ、60歳で24%)減ります。年収500万円の例なら、70歳まで繰り下げると月約23.0万円、60歳に繰り上げると月約12.3万円の計算です。

自分の見込額は、毎年誕生月に届く「ねんきん定期便」で確認できます。50歳未満はこれまでの加入実績に応じた年金額、50歳以上は老齢年金の見込額が記載され、35歳・45歳・59歳は全期間の記録が載った封書で届きます。「ねんきんネット」なら条件を変えた見込額の試算もでき、厚生労働省の「公的年金シミュレーター」は定期便の二次元コードから登録なしで使えます。

  • 加入記録に「もれ」や「誤り」がないか、ねんきん定期便で確認する
  • 共済組合の加入期間は各共済組合等に問い合わせる
  • 加給年金は厚生年金20年以上などの要件と届出が必要
  • 働きながら受け取る場合は在職老齢年金で一部停止されることがある

出典: 老齢厚生年金の受給要件・支給開始時期・年金額、大切なお知らせ、「ねんきん定期便」をお届けしています、ねんきんネット、年金の繰下げ受給、年金の繰上げ受給

年金がいくらもらえるかのまとめ

年金がいくらもらえるかのまとめ年金 いくらもらえる のチェックリスト図。年金がいくらもらえるかのまとめ『年金 いくらもらえる』のチェックポイント加入月数を確認平均年収を把握受給開始年齢を検討定期便で照合
年金がいくらもらえるかのまとめの図解

2026年度の老齢基礎年金は満額で月70,608円、会社員はこれに報酬比例部分が上乗せされます。報酬比例部分は「平均標準報酬額×5.481/1000×加入月数」が基本で、年収500万円・40年なら合計で月約16.2万円が目安です。試算はあくまで概算なので、ねんきん定期便やねんきんネットで自分の記録に基づく見込額を確認しておきましょう。

出典: 令和8年4月分からの年金額等について、年金用語集 報酬比例部分、大切なお知らせ、「ねんきん定期便」をお届けしています

よくある質問

Q. 厚生年金はいくらもらえるか、自分で計算する方法は?

A. 2003年4月以降の加入期間は「平均標準報酬額×5.481/1000×加入月数」で報酬比例部分の年額を出し、老齢基礎年金(満額847,300円×納付月数÷480)を足します。過去の報酬は再評価されるため、正確な額はねんきんネットで確認しましょう。

Q. 国民年金だけだと年金はいくらもらえますか?

A. 2026年度は40年間すべて保険料を納めた場合で月70,608円(年847,300円)です。未納期間があればその分減ります。付加保険料を納めた期間があれば、200円×付加保険料納付月数が年額に上乗せされます。

Q. 専業主婦(第3号被保険者)の期間は年金に反映されますか?

A. 20歳から60歳になるまでの第3号被保険者期間は保険料納付済期間に含まれ、老齢基礎年金の額に反映されます。厚生年金の報酬比例部分は、本人が厚生年金に加入していた期間についてのみ計算されます。

Q. 年金は何歳からいくらもらえるのですか?

A. 老齢基礎年金・老齢厚生年金とも原則65歳から受け取れ、受給資格期間(保険料納付済期間や免除期間などの合計)が10年以上必要です。60〜65歳の繰上げで減額、66〜75歳の繰下げで増額された年金を選ぶこともできます。

Q. ねんきん定期便の見込額と実際の受給額が違うのはなぜ?

A. 50歳未満の定期便はこれまでの加入実績に基づく額で、今後の加入期間は含みません。また、毎年度の年金額改定や、繰上げ・繰下げ、加給年金、税・社会保険料の差し引きなどで実際の受取額は変わります。

出典・参考資料

本記事は制度・商品の一般的な情報を、記載日時点の公的機関・事業者の公開資料に基づいてまとめたものです。税務・年金・保険・投資の個別の判断は、税理士・社会保険労務士・ファイナンシャルプランナー等の専門家、または所管の窓口にご確認ください。金融商品の価値は変動し、元本を割り込むことがあります。

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※本記事に掲載している情報は、中立的な立場からの情報提供を目的としたものです。掲載している商品・サービスの購入や利用を推奨・強制するものではありません。投資には価格変動リスクが伴い、元本割れが生じる可能性があります。過去の運用実績やシュミレーション結果は、将来の運用成果を保証するものではありません。また、情報の正確性・最新性には十分配慮しておりますが、 内容の完全性や将来の結果を保証するものではありません。最終的な投資判断は、読者ご自身の判断と責任において行っていただくようお願いいたします。本記事の情報を利用したことによって生じたいかなる損害についても、当サイトでは一切の責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。

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この記事を書いた人

マネジ局長は、「お金の大辞典」全体を統括する監修者です。

編集者であるマネ辞くんが収集・整理した金融・投資・税制データについて、制度の前提条件やリスク、誤解が生じやすい点がないかをチェックし、「この情報をどう受け取るべきか」という判断軸を補足します。

特定の商品やサービスをすすめる役割ではなく、読者が冷静に考えるためのブレーキ役として設計されています。

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それがマネ辞局長の基本スタンスです。

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